2018年振り返り
前置き的な
12月。
めっきり寒くなってきた。
肌寒い季節は過ぎ、気づけば最低気温は一桁の日々が続く。皆街を歩く体は丸まり、小さくなった体から精一杯の白い息と愚痴を吐き出す。
クリスマスと連休が近づき、浮き足立つ人々とそれを皮肉る人々。これも毎年のことだ。いつもと違うのは
「平成最後の」
テレビやラジオはこの言葉ばかりだ。
結局は皆いつもと違う何かを見つけたいのだ。毎年毎年同じ日々を繰り返している。そうではない。今年はいつもと違ったのだ。意味のある年を過ごしたのだ。そう思いたいだけなのだ。
俺は今平成最後のポエムを書いている。
なぜ年の終わりにポエムを書いているのか。
そう。Advent Calendarだ。
Advent Calendarとはなにか?
クリスマスまでの日々を1日1日楽しむためのものだ。
どこでどう間違えたのか、エンジニアはクリスマスまで毎日記事を書く。そもそもクリスマスなど28歳にもなれば楽しみではない。別になんら楽しみではない日に向かってお互いに同調圧力をかけながら疲弊しながら記事を書いている。この行為に悲しみ以外のなんの意味があるのだろうか。
突然だが、私は今一つ嘘をついた。
そう。私は28歳ではない。29歳なのだ。
さっき29歳になった。
Happy Birthday to 俺。
おめでとう 俺。
そう、俺は今誕生日当日に Shinjuku.LT アドベントカレンダー を書いている。時間は間も無く丑三つ時を迎えようとしている。嫁は先に寝た。
一体なにをしているんだ 俺。
目を閉じ少し想いを馳せる。
あれは12月に入る少し前だっただろうか「Advent Calenderは気楽に書こう!エモいことでもいいよ!」そう話した日々が懐かしくすら感じる。
目を開け現実を受け入れる。
気楽とはなんなのか?
Property-Based-Testing
ってなんだ?聞いたこともないぞ?
gRPC なんて全然わからないのにもうMock化の戦略立ててるのか?
俺はそっと「CodePipelineなんか大変だゾォ」という記事をそっと閉じる。タイトルからしてバカの福袋大安売りバーゲンだ。
繰り返す。
俺は今平成最後のポエムを書いている。
ポエムしか書くことがないからだ。
Only ポエム。
ポエム Only。
俺はポエムマン。
さぁ。本編のMAKUAKEだ。
2018年振り返り
毎年Advent Calendarの時期になると今年何やったかを振り返る。大体全く思い出せない。
去年のこととなるともはや不可能だ。全く何も思い出せん。
大した人生を送っていないからなのは明白だが、なんとなく寂しいので1年振り返り的なことを書いて来年以降も振り返れるようにしておく。
読む人の気持ちは全く考えていない。許してほしい。ポエムマンにはこれしかできない。
結婚した
6月に入籍した。
「おいおいー!いきなり6月かぁい!」と思ったかもしれない。しかし入籍までの道は以外遠い。両家に挨拶に行き、両親同士の顔合わせを済ませ、必要書類を揃え、日取りを決めなければならない。
さて、多くの場合結婚は人生において1,2を争うビッグイベントだ。しかし、結婚して何か変わったかと言われれば意外と何も変わらなかった。しばらく一緒に暮らしているので役所のDBにCRUDが一回走ったぐらいだろう。
夫の立場でいうことではないかもしれないが、エンジニアと結婚したからといって特に他の職種の人との差はないと思っている。
こんなエントリがある。
何一つ一致するところがない。
割と普通の日々だ。
ただ今までより毎日がちょっと楽しい。
俺ぐらいの徳の低い人生にはそれくらいでちょうといいのかもしれない。
結婚式
9月に結婚式を挙げた。
「おいおい〜!また結婚ネタかぁい!」と思ったかもしれない。はっきり言おう。結婚式は想像の10倍過酷だ。大体丸3ヶ月は準備に費やす。長くなるのでここでは詳しく話さないが本当に過酷だ。おそらく夫婦で挑むイベントとしては最大なのではないだろうか。
その分思い出に残ったし、当日は本当に楽しかった。
誤解を恐れずいうと、男性目線だと結婚式なんてやりたくないと思う人が多いかもしれない。俺もそうだった。
ただ当日が終わってみれば「もう一回やりたいなぁ〜」と思った。
ご参考まで。
エンジニアリング的な話をすると式までのタスクをtrelloで管理したりした。友人は招待状をGoogle Formで作っていて、こいつは天才だなと思ったりした。
意外と結婚式はハックできる。
ただハックすることが目的ではないのでそれだけは忘れない方が良さそうだ。
ちなみに結婚式の景品にポエムを渡した。
お久しぶりです。ポエムマンです。
転職
10月に転職した。
株式会社ビズリーチに入社しました。
厳密に言えばともともとはフリーランスだったので転職というのか微妙なところではあるが、正社員としてjoinしたので転職といえば転職かもしれない。
転職の理由は色々あるが愚痴っぽくなるので割愛。ただ結構ポジティブな理由で動けたのでよかった。
- 給与
- 作るもの
- 働き方
- 技術力
この辺を大事にしながら活動した。ちょっとだけ掘り下げておく。
給与
言わずもがな。一人ならまだしも家族がいると「やりたいことがあるから給与減らしてでもやりたい!」という判断は厳しい。そもそもそこまでやりたいこともなかったのでお給金は高ければ高いほどよかった。
作るもの
せっかく正社員になったのだから人のためになるものを作りたい。という気持ちがあった。
以前はインターネット広告関連の仕事をしていたのだが。「これ誰が幸せになるんだ?」と考えて考えていなかったりした。
なんとなくのイメージだが、もし子供ができて大きくなった時に「パパスはこんなサービスを作ってるんだぞぉ!」と、胸を張って言える仕事をしたかった。「パパはインターネットに広告を出してるんだゾォ」といった時に「これ間違えてクリックするからうぜぇんだよ!」と、言われる気がした。
働き方
はるか昔は本番障害で丸三日徹夜で働いたりしてた。
まあエンジニアならよくある話かもしれない。
業務が 忙しくて/楽しくて 家でも仕事をする。
まあエンジニアならよくある話かもしれない。
ただ、せっかくこんな俺が結婚できたのだ。家では待っててくれる奥さんと過ごしたいなあ。と思ってる。なんとなくそのために働いてるし、そのために生きてるような気がする。奥さんと一緒にいる時間を削ってまで働くことはしないと決めた。
簡単にいうと働き方が自由で残業も多くないとこがよかったっていう話。
技術力
上記を満たしていればある種二の次ではあったが。今更Struts1で開発だあ!と言われてもそれは厳しい。今後のことも考えればできれば新し目の技術を触りたいし提案していきたいなぁとか考えていた。
2018年総括
ざっと振り返ると大きなイベントごとの多い年だったなと思う。
エンジニアリング的なところでいうと、なんとなく4,5年やってきたことが(遅すぎるが)繋がってきた気がする。
あの日悩んだことやみんなで話したことや後悔したこととか成功したこと。そういうのが今すごく価値になっている感じしている。まだまだ足りないことは多いが、何が足りないのか、 足りないことを補うためにはどう学べばいいのか、 学んだことをどうすればいいのか。それがわかってきた感じがして、今は仕事が楽しい。
Shinjuku.LTもちょっとづつ盛り上がりながらずっと続いている。 なかなか言うタイミングがないのでここで言っておくが、2年前にShinjuku.LTが発足してからしばらくは、自分が未熟で周りに迷惑や不快な思いを与えていたと今すごく思います。本当にすみませんでした。 自己顕示欲の塊みたいな俺に怒りもせず付き合ってくれて2年間以上Shinjuku.LTを一緒に続けてる仲間に改めて感謝。これからもよろしく。
反省点
去年末から 引っ越し -> 結婚 -> 結婚式 -> 転職 と続いていたのでかなりばたついた一年間だった。今人的に一番反省したのはこれ。
connpassの勉強会の申し込みが [2017/10 ~ 2018/09] 一年間空いていた。 (connpass以外で行ってたりしたが視覚的にびっくりした)
少し落ち着いたので勉強会参加増やしていこうと思う。
別に勉強会に行けば偉いと言うわけではないが人との繋がりはShinjuku.LTですごく学んだので繋がりを増やす意味でも参加していきたい!
2019年
最後にちょっとだけ来年について。
2019年は積極的に登壇回数を増やしいこうと思う。
やっぱりいいアウトプットになるし会社の宣伝にもなるし繋がりも増える気がしている。
そんな感じ。